『航空ファン』掲載作品 2004年3月号

No./850 1998年作品
840×640(mm)
入手不可
“Eagles at Dawn” ロバート・テイラー

―― 「朝焼けの荒鷲」 ――

1944年8月24日、22歳のエーリッヒ・ハルトマン中尉は愛機Me-109Gのパワーを全開にした。そこはロシア北東部の滑走路。地上からはハルトマンに声援を送る隊員達の歓喜が聞こえる。彼もそれに応えて、愛機の翼を左右に振りながら華麗に、低空を飛びぬけていく。
この若いブロンドの髪を持つパイロットはその日、空中戦において300機撃墜という歴史に残る新記録を達成した。
第二次大戦が終結するまでの3年半、休むことなく空中戦は続けられた。この戦いの長い期間は、青年を戦闘機パイロットにし、さらにエースとなり、総撃墜数352機という結果を残させたのである。
1945年5月8日、彼は1400回目の最後の出撃をしたが、そこでもYak-7を1機撃墜している。

ロバート・テイラーは、生前のハルトマン氏(1922-1993)から伺った話による一連のシリーズを3部作として描いているが、この作品はその2番目として制作された。
巨匠・テイラーは、東部戦線も終盤戦を迎えたこの冬の素晴らしい輝く風景を見事に描いている。
新雪が舞い落ちる氷点下の中、朝焼けの陽を浴びながら、I./JG-53所属のMe-109の荒鷲たちは、エーリッヒ・ハルトマンに率いられながらスクランブルに飛び上がっていく。場所は1945年2月のハンガリー・ベズプレム(Veszprem)。
彼らは、チェコスロバキア上空に波状攻撃をかけるロシア空軍を迎え撃つために出撃していった。ドイツ本国を守る最後の防衛線がチェコスロバキアであり、なんとしても進攻を食い止めねばならなかったのである。


この作品は、1990年にハルトマンの直筆サインをいれて完成したリトグラフと共に、1998年に発表された。


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